脳ドックによって頚動脈狭さく症が見つかり、症状の程度から経過観察をしていく場合には、プラークが大きくならように次のことを行います。
一度できたプラークが小さくなることはほとんどありません。
●生活習慣改善
多量の飲酒、喫煙、食生活の乱れなどを改善します。
●適度な運動
ウォーキングなどを行います。
また、動脈硬化の原因となる生活習慣病「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」などの数値を管理して内科的治療をします。
必要あれば、高血圧であれば降圧薬、脂質異常症の場合はコレステロール値を下げる薬、糖尿病の場合は血糖値を下げる薬など薬物療法を行います。
そして、経過観察のときは、半年もしくは1年に1回は、超音波検査を受けることが大切です。
検査を受け、プラークが大きくなっていないか確認します。
また、経過観察中には、一過性脳虚血発作に注意する必要があります。
一過性脳虚血発作とは、一時的に「言葉がうまく話せない」「片目が見えない」「両腕を上げようとしても片腕が下がってしまう」「笑おうとすると、顔の片方がゆがむ」などの症状が起こることです。