脳ドックによって多く見つけられる病気の1つに「頚動脈狭さく症」というものがあります。
本来、頸動脈は左右にあり直径5mmていどの血管です。
働きとしては、脳へ栄養や酸素を送っています。
この頚動脈の動脈硬化の症状が進行して、血管内部にコレステロールが蓄積して「プラーク」ができると、血管が狭くなってしまいます。
すると、血液が流れる道が狭くなるため、脳へ送られる栄養や酸素が不十分になります。
この症状を「頚動脈狭さく症」といいます。
脳ドックで「超音波(頚部エコー)検査」をすることで、見つけることができます。
この頚動脈狭さく症は、自覚症状がない無症候性のもので、検査をした人のおよそ20人に1人の割合で見つかります。
高齢者に起こりやすいとされていますが、若い人でも発見されています。
原因としては、加齢以外に生活習慣病の高血圧、脂質異常症、糖尿病などでも動脈硬化が促されるため関係しているのではないかとされています。
そして、頚動脈狭さく症によって、プラークの一部が剥がれて、プラークや血栓が血液とともに脳へ運ばれて血管が詰まってしまうことがあります。
この状態が脳梗塞です。